Jiro Sakamoto

2020年2月2日3 分

第35話、狂犬病が盛んな国で野良犬に噛まれ、注射を打ちまくった話。

ウクライナ、モルドバから徐々に南下してきてルーマニアまで到着し、とある町にておこった出来事です・・・・

ルーマニアは野良犬が多く、そして狂犬病の注意喚起された国でもある。

そんな国にて・・・・僕は犬にかまれました。

いや、、、これは油断していたわけではなく、駅前を歩いていて後ろからがぶっと。

なので、これはどうしても防ぎようのなかったことでした。

相当パに食ったけれど、、冷静に・・・・落ち着け落ち着け。

まずは、その犬を写真に収めた。

そしてまっすぐに近くに滞在していた宿に帰る。

そして、宿のスタッフに

『一大事だ、助けてほしい!!!犬にかまれた!!!』

と訴えた。

履いていた長ズボンは破れていて、血は確認できないけれど、皮膚にはかすり傷のような跡がある、そして微妙に青くなっている・・・

これは、、、僕の知ってる限りの知識でいえば大丈夫な気がするけれど、わからない。

狂犬病の知識、、、これは本当に色んな説や意見があって、何をどう信じればいいのか分からない部分もある。

予防注射をしていても噛まれて24時間以内に打たないと死んでしまうから意味がない

仮に噛まれてもすぐに予防注射を打てば大丈夫という意見もある。

つまり狂犬病の予防注射は意味がないという説がある。

うーん、何を信じればいいかわからん!

僕はそもそも、よくわからないものであれば予防注射を打ちたくなかったので、打っていなかった。

とりあえず、速やかに注射を打たないと。

宿のスタッフはすぐに病院を調べてくれて電話してくれて、タクシーまで手配してくれた。(このスタッフ優秀!!)

そして、病院へ行って、状況を説明し、注射を打った、、、痛かった!!

そして、三日後にもう一本別の個所に。一週間後にもう一本別の個所に。

こういうルーマニアのように狂犬病が盛んな国では狂犬病の注射は無料だったりする、そこはありがたかった。

そして、後日、僕にかみついてきた野良犬を隈なく探してまわったけれど、同じ場所では見つからない・・・それは確率的に言えばまずいかもしれない。

もし狂犬病にかかった犬だったら数日で死んでしまうという説もあるから。

医者もそういう対応に慣れていたのか

旅していたものなので、そのまま南に下り、さらに一週間後ブルガリアという国で一本。

ギリシャでもう一本打つようにそれぞれ示された病院でやってもらえるように手配してもらった。

その後は、

ギリシャではアテネ~マラトンのマラソン発祥のフルマラソン42.195kmを完走したのち、飛行機でスペインへ飛んだ。

ギリシャではデモが起こっていて飛行機が飛べるかどうか怪しかったけれどなんとか問題なく飛んでくれた。

とりあえず、医者からはその後、半年くらい生きているのであれば何も心配はいらないといわれた、とりあえず5年たった今生きている。ということは大丈夫だったようだ。

皆さんくれぐれもお気をつけください。

狂犬病が盛んな国で野良犬に噛まれてもまずは冷静な対応を!!

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