Jiro Sakamoto

2019年12月4日3 分

Win Winな考え方

僕の物事のかんがえ方の一つとして大切にしていることはWin Winとなるような考え方です。

例えばこういうことです。

今日は柿ちぎりをしました、うちに滞在してるお客さんなどを連れて、半日ほど柿農家さんのお手伝いをしました。

そして、見た目の悪いキズ物で出荷できない柿をどっさりともらって帰りました。それを夜にみんなで夕食を囲んで食べました。とても有意義な時間を過ごしています。

もらった量があまりにも多すぎるので、近所の人や遠方に出かけるときに出会う人におすそ分けすることにします。

さて、ここでどれだけのWin Winがあったでしょうか?

僕が思いつく限りではこんな感じです。

1、お客さん→柿をちぎるという珍しい体験、また地元の人との交流、お土産に柿がもらえた。

2、農家さん→猫の手も借りたいくらい忙しい時期に手伝いに来てくれる人がいる、また外の人との交流ができた

3、僕(茶屋敷側)→ちょっとした労働でものすごい量の食材を提供してもらった

4、周りの人→なんだかわからないけどおいしい柿をおすそ分けしてもらった

5、社会全体→食品ロスをほんの少しだけ軽減できた、こういう交流が生まれた

というような考え方ができます。

これを事業にすることは今のところないけれど、かなりいい活動だと思うのでこの取り組みは来年はもっと拡張したいなと思います。

これは、色んな方面から『ありがとう』という言葉が飛び交う、かなり儲けれる活動です。

さて次に、僕がここの地に住んでゲストハウスをやっていることでどれだけのWin Winがあったでしょうか??

・・・・

それも僕が思いつく限りではこんな感じです

1、僕

→ものすごく環境・隣人の良い場所にある立派な空き家を無償で譲ってもらった、しかもそれまでニートだった僕はそこで事業が成り立つようになった。

2、地域(特に隣のじいちゃん)

→空き家の多い限界集落に若い人がやってきた、そして何だかよくわからないけど良い人がたくさん訪問するようになった、何だかよくわからないけど地域がテレビなどにも出るようになった。たくさんの交流が生まれるようになった。

3、村長やこの活動にかかわってくれた人

→この家もらいなさいと推薦してくれた人や支援してくれた人はそれを誇りに喋ったり

4、家→空き家で壊される寸前だった状態を守ってもらえた、家にも魂があり生きています。

5、訪問者→他にはない唯一無二であるゲストハウス、非日常を感じれる素晴らしい自然と人の営みのある場所に気軽にふらっと遊びに来れる、開かれた場所ができた。

6、社会全体→世の中のたくさんのもったいないを有効活用する事例、必要とされてない捨てられる寸前だったものは有効活用され、社会の底辺にいた僕は新しい事業の形である個人事業主として活動を発信したりしている。

という、マイナスだったものをものすごくプラスなものに変身させたという一つの事例だったりします。

何かをやるとき、事業をするときでもこういったwin winな考え方を取り入れると物事はいい方向に動くことが多いんじゃないかと思います。たとえ事業の金銭的な収益は低かったとしても、生産性は低くとも、それによって周りに喜んでくれる人がたくさんいて、ありがとうの言葉が飛び交っていれば、僕に言わせればそれは成功と呼べます。

#winwin #素晴らしい自然 #空き家の有効活用 #限界集落 #地域活性化 #農作業体験ができる #果物狩り #珍しい体験

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