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『農作業応援隊』の活動が西日本新聞に掲載されました。



7月26日の西日本新聞の一面に僕らの活動が掲載されました。

今回は天空の茶屋敷の事ではなく、農作業応援隊の事です。

(写真は1.5期生のリョーとタイシ)


『お茶の時期 4月末から5月半ば、二番茶まで働く人は7月の頭まで

外から働きに来てくれる人を募集しています、自給は1000円』

滞在先は天空の茶屋敷だったり、組合で準備したシェアハウスだったりします。


ノマドワーカーとはまた違う、クラシックなスタイルで季節労働で日本中を転々としている人達はある一定数いるもので(海外ワーホリなども活用したりして海外も転々とする)

有名なもので言えば北国のスキー場、シャケ、サトウキビ狩り、ミカンなど。


北海道や沖縄などにそういった受け入れ先があって、そういった所には旅人風情の人達が集っている面白いコミュニティが出来上がっているようで。

この記事で書かれてることは僕たち八女市の一部がそれの一つの拠点になっているということです。


働きに来てくれた若者はその日その日で人手不足の農家さんのところに割り振られる、組合としてもどこぞの馬の骨を雇用するというのはなかなか勇気のいるチャレンジだったそうですが、やってみると実際に農家さんも大助かり。


どこかにお堅く勤めてるわけでもない、一見するとまともな社会人とは決して呼べないような人達を必要としてくれる受け皿となっている。それが外からやってくる人と地域の人の交流の場となって地域の人にも喜ばれる。それから、経済面で言っても農家さん側からみてこの活動を始める前よりも収益はプラスになったそうで。これをきっかけに笠原へ移住する人もちらほらと出てきました。


そうなるとこの活動を黙って見過ごせないと、県の職員さんが動き出し、それを形づくってにして外へと発信するようになりました。(なんとそんなお偉いさんが茶屋敷に泊まり研修に来てくれたりもした)今ではこの活動を理解して取り組んでいるのは笠原緑茶組合だけではなく村中の農家さんで受け入れられるようになっています。

実際にはそれでも難しい現実、新たに出てくる問題、一概にハッピーハッピーな物語とは言えないけれどそういった形で中山間地の農家さんの悩みを一緒に模索し合っているという感ことです。



この活動は元々は小さいところから始まりました、この記事に書いてある、当時地域おこし協力隊だった森さんが仕掛け人、ここにある中山間地の組合の多くはそれを話してもなかなか理解されず踏み出せないでいた中、その話を受けて一緒に一歩踏み出してくれたのが笠原緑茶組合の仁田原さん。そしてそこにやって来てくれた。この記事にあるスノーボーダーのタカちゃんを受け入れたのが当時ニートであり旅人を無限に無料で受け入れていた僕だったということです。(ここらへんがキッカケになり田舎移住ニートだった僕はやる気になり、たまたま幸運が舞い降り天空の茶屋敷の主へとライジングすることになりました)


僕は季節労働でがっつりと働いた経験はほとんどないけれど、元々は同じ放浪族であり、そういった人達の繋がりだったりニーズなども知っていたりするもので。もちろんこれはすごくいい活動だと思い、当初から主に宿主として、そしてSNS発信したり、共に(間接的に)関われるポジションで関わって行きました。


2015年の春に僕は八女市黒木町に移住してきました。当時は慣れ親しんでいたおばあちゃんちがそこにあっただけで誰も知り合いのいない田舎へ移住してきたのです。

当時は母親からは若干バカにされ、遠くの親戚は『なぜこんなところに来たの?』といった感じで到底理解しがたい事だったそうです。そういった事を思い返してみれば当時の僕は、数年後の自分が今のようにメディアに出るようなことになるとは全く思ってもおらず。


そして僕(天空の茶屋敷)の繋がりからこの地へ移住する人もたくさんいます

(僕が確認できてるだけで20人くらいかな、、、)


なので今では道行く地域の人に会えば『頑張ってるね~』とありがたい言葉を掛けられることもありますが、それにも少し誤解があり、僕はただここでゲストハウスをやってドアをオープンにして彼らの滞在先となっているというだけであり生業として当然のことをしているだけ。


確かに外から見たら僕が頑張っているように見えるかもしれないけれど。

実際にここで交流が生まれて移住者を増やしたことに最も貢献しているのは笠原緑茶組合であり、この活動に積極的に取り組んで運営している仁田原さんであるという事を理解している人はこの村にもそんなにいないでしょう。

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