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執筆者の写真 Jiro Sakamoto

ミャンマーの今

今回の3ヶ月の冬研修の最後、2019年2月11日~27日までの間、ミャンマーを旅行しました。



一昔前までは旅行しずらいアジアの国の一つだったミャンマーは去年の10月より期間的にビザを緩和されています。(日本と韓国のみ)



今がチャンス!


ラストフロンティアとしてしばしば比喩されるミャンマーはアジアの他の国と比べて比較的旅行者にも開拓されてない素朴な良さが残っています。


すごくお勧めです。



バガンが今年世界遺産に登録されるかもしれないのでその前に!


ミャンマーだけではなく、軍事政権国家は外国人に対してあまりオープンではなく旅行はしにくい傾向があります。


ほんの10年前くらいだったらガイドが必須だといわれていたミャンマー、しかし現在は完全に自由化されています。


また、2012年くらいから庶民でもスマホを持てるようになったり、SIMも4G回線も普及していて、まあ~、良くも悪くも旅行しやすいです。


今回僕はマンダレーでバイクを借りてミャンマーの北を周遊しました。




道はがたがた、こんな旅をしていたらほかの旅行者と出会うこともありません。




現地の乗り合いタクシーのようなもの



こんなカッコいい丘も越えて


飲酒運転ならぬ、瓶ビールを片手に飲みながら運転をしていた青年。


飲んで運転ではなく飲みながら運転。




インレー湖


かっこいいワイルドな鉄道橋


とある観光地、おそらくハネムーンで来ている中国人家族。

そして彼らをもてなしてる現地の子供たち、ちらっと見たんだけど20000チャット(1600円)くらいチップとしてあげていた、、案の定その後は囲まれてしつこいお土産売りつけの怒涛の攻撃。

ちなみに現地の大人の日当は5000-10000チャット(400-800円)くらいです。

こうして観光客によって現地の本来の良さは殺されていくのです。

やめましょう!


道路上には托鉢が歩いてたりもします。


敬虔な女性仏教徒


山の集落の人たちはこうやって水を汲みに来ます


とある村、外国人が珍しいのか注目の的になりました


馬車も現役です。



聖地POPA山


素晴らしい滝

こんな素晴らしい滝のそばで昼食を注文して食べる贅沢、アクセスの悪いところでありミャンマーなので観光客で混雑していない良さがあります。


ここもよかった。


子供はカワイイ


風光明瞭


トウモロコシ売りの少女、一つ300チャット(24円)

アジアの田舎の女の子は素朴でカワイイ。

(僕はロリコンではありません、多分)




走っていたらところどころにこんなカッコいい丘がある、上には寺院が、とてもいい眺め。




市場


仏像だらけ


何族かはわからないけれどこんな人たちをたくさん見かけました。ミャンマーは多民族国家です。






とある村、泊まるところがなくなったので頼み込んで泊めてもらった寺。


ミャンマーは外国人の宿泊が許されてるところは限られてます、ある日、暗くなった時に村で徘徊していたら治安維持隊に捕まって追い出されたりもしました。

ミャンマー旅行は勝手が違います。





そしてヤンゴンにて、インドで知り合ったヨガメイトの友人と合流し、そこから6時間くらいバスで行ったとこのビーチでボケーっとしていました。


彼は僕よりちょっと年上くらいの人なんだけど、若いころにものすごく頑張って資産を築き上げ、29歳にして早期リタイアをするくらいのとんでもない人。


そんな人との話ってのはものすごく面白くてついつい聞き入ってしまう。


幸せになりたくて、反骨精神でトコトン頑張った、辛いことも沢山あった、それを持ち前の強さでのりきってきた。一度きりの人生を本気で生きてきた人。


結果沢山の資産を築き上げ、彼はもう一生働かなくて良い。


しかし、一見すべてを手に入れたような、誰もが羨ましがるような立場にいる彼でも、やはりお金持ちと呼ばれる彼らには彼らなりの悩みってのはあるみたい。


結局、幸せに生きていく為にはお金は必要だけれど重要ではなかった。

お金で幸せになれる部分には限界があった。


そんなものを自分の経験から肌で感じた人。

今は自分を見つめ直している期間、ヨガに取り組んでいることによって彼と出会えた。


本当に、僕からは想像できないほどの壮絶な人生を歩んできたんだと思う。


そんな真逆な価値観で人生を歩いてきた2人がここでシンクロする、そう考えると面白い。



今回、僕の泥臭いレベルの貧乏旅へとひたすら連れ出し、それをものすごく感動していたのは意外だった。


『こんな世界があったのかー!!』と

ただただ感動していた。


新しい世界を覗くことで学びがあったようだし感謝してくれた。


もうベテランバックパッカーとして嬉しい限り。

ビーチの上をバイクで走れます、ベテランバックパッカーのジローですらこういうのは初めてです、感動でした。

ミャンマーや色んな意味ですごい。


無邪気な現地の子供達



ある晩、プールサイドで一緒にヨガをやっていた時、彼が何気なくつぶやいた一言が心にしみた


『我々(日本人)は発展よって金や快適さを得たけれど、それと引き換えにとんでもないものを失ってしまったんじゃないかな??ミャンマーの人たちを見ていたらそれを強く感じさせられてしまう・・・・』



同感・・・・



そうだ、ここには素朴で無邪気な笑顔、まるで映画の三丁目の夕日ような、貧乏であるからこその豊かさ。


村人みんなでテレビを見たり。

夜は家に帰って家族と過ごしたり。

集落の子どもたちみんなでどこかに集まってはしゃぎ回ったり。


昔はそれが当たり前だった。

僕らが失ってしまった豊さをミャンマーの人たちは持っていた・・・


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