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生きてる鶏を絞めて命を頂く貴重な体験ができるゲストハウス、福岡のヨガリトリート宿

更新日:2019年10月26日

10月19日、インドヨガ留学でお世話になったサンタナゲストハウスの同窓会合宿を当ゲストハウスを貸し切って受け入れました。


僕は去年の12月に1ヶ月半ヨガ留学に行ったのですが、それがインドのプリーというところにある、サンタナゲストハウスという歴史ある日本人宿併設の学校でした。

その時の僕の体験談はこちらになります。

体の固いお父さんがオフシーズンを利用してインドへヨガ留学に行ってみた〜おとうさんヨガ体験記〜



その時にお世話になった顔ぶれが勢ぞろいで、とても有意義な一日でした。



まずは、いつも通り羽犬塚駅で集合し、そこから八女まで車で走り、当村の笠原の霊巌寺の奇岩群をハイキング。



そして天空の茶屋敷へ到着。



今回リクエストされたのは、僕にとって3回目となる、鶏を捌いて命を頂くことと向き合うことだった。


一つ、ここで付け加えておくと、ヨガの教えでは殺生はしない。つまり本当のヨギだったらベジタリアンであるべきなので、本当のベジタリアンから言わせればそれは偽物だとかいわれそうなのですがサンタナに関してはそこらへんは柔軟です。


あえて命を頂くことで食と向き合う、これも一つの瞑想です。


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生きてる命を頂くというのはとても精神力を使うものではあるけれど、今の世の中、食肉工場で生き物がどう行った扱われ方をされているか、ほとんど見えないようにされている。

テレビではもちろんそんなのは放送されないし、Youtubeやブログなどでもあげることができないそうだ。


何故だろう??


食肉産業を牛耳ってる人たちがメディアをコントロールしてるのか??

そりゃああんな残酷な現場を見たら肉なんて買いたくなくなるのが普通だと思うから、大衆にそれを見せるのはまずい、、、儲からなくなるから??


もちろん、弱肉強食が自然の摂理だから生きてるものを殺して、肉を食べること自体は何も否定するつもりはないし。自分も食べる。

だけど、人間がどれだけ動物にとって残酷なことをしているのか、それを見ることもなく、目をそらして善人面して生きている。

そもそもそれが何を食べているのかもよくわかっていない世代の人々・・・それは本当によくないことだと思う。


そういうものと向き合うこと。


僕はこの生活を初めて、少しずつ、まだまだほんの少しだけど、自給する暮らしになっていた。

農業としては無農薬でお茶をやっているだけなので、完全自給には圧倒的に程遠いけれど、少し野菜を育てている。

卵も鶏からいただいている。米は100%隣のじいちゃんから買っているものだ。


そして、肉を食べるということがどういうことか向き合うために、実際にひよこから育てた自分のかわいがってたペットを殺したりもした。初めての時は、あまりにも残酷すぎてめまいと過呼吸のような状態だったのは今でも覚えている。


そうやって、それなりに食と生活が近い環境になってくるといろいろと考えさせられる気づきがたくさんある。


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今回はうちの鶏を間引く時期には速すぎたので、鶏クラブの師匠から譲ってもらった2羽の鶏をさばいた(ついでに20くらいの生きている蟹もいただいた。)



生きてる間にはみんなで抱っこして、その生きてる命と向き合う。