全国で一番外国人訪問客が伸びている八女市がスーパーチャンネルにて特集されます
- Jiro Sakamoto

- 5月12日
- 読了時間: 11分

関東圏のみにはなりますが、明日、八女市が特集され、その中で 天空の茶屋敷 も少し紹介される予定です。
今回は、テレビ朝日の報道番組スーパーJチャンネル の「Jの追跡」というコーナーで、
『外国人急増タウン』
というテーマで放送されるそうです。
2026年5月12日(月)18:15〜とディレクターさんから聞いております
ちなみに、ここをちゃんと解説しておくと八女市のホームページにもありますが、昨年の秋ごろあくまで伸び率ですが全国一位となったようです
ナビタイムは一般的な外国人は使わないと思うのですが、ガチ日本通の外国人は使うものだと推測されてます、、(正直、僕のところに来る人で使ってる人を見たことはないですが)
多分、韓国に行くときにGoogle検索ではなくNever検索をするようなものかな??
僕自身がはぐれメタルのように珍しい生き物であり、天空の茶屋敷も唯一無二な存在なので、開業以降はこれまで何度もテレビには取り上げられていましたが、、、、
まさか八女を代表するようなすごい面々と一緒に取り上げられるようになるなんて思いもしなかったです、、、、、例えばNipponiaさんと横並びで取り上げられたりしたこともありましたし、今回は八女を代表する福島八幡宮や今最も勢いのある、県下でも最も世界へ八女の抹茶を広げている大石茶園さんと一緒に取り上げられると聞いております、、、
本当に、それらと比べるとうちなんて雑魚なのに、、、本当に恐縮極まりないです
(九州には放送されないようなので安心w)
実態として八女は訪日外国人がめちゃくちゃ来てるのか??
今回の趣旨はあくまで伸び率です、実態としては八女中心の福島の観光客の賑わいは柳川の中心や大宰府の観光地、そして田舎文脈であれば糸島なんかには全然及びません。
(ちなみに、ここ正確に伝えるなら、観光客数の統計を見ると、だいたい八女市が柳川市を上回る数字が出ています。ただ、これは単純に「八女の方が観光地として上」という話ではなく、福岡第2の面積を誇るわけだし観光統計の取り方の違いもかなり大きいと思います。例えば 柳川市は観光動線が比較的コンパクトにまとまっています。そのため、「実際に観光目的で来た人」を把握しやすい地域です。しかしながら、八女市は面積が広く、黒木・星野・矢部など山間部も含めた点在型の地域です。さらに観光統計のビッグデータには、道の駅利用、ドライブ途中の立ち寄り、通過交通の推計などが含まれる場合もあり、どこまでを「観光客」として数えるかで数字はかなり変わってきます。そのため、単純な観光客数だけで比較するのは難しい部分があります。)
とはいえ実感としてもここ数年で本当に八女に来る外国人は増えたと思います。
僕が来た時の10年前なんかほとんど八女の中心は誰も歩いてなかったものです「だったら逆に人がいないのを生かして映画のセットに使ってもらって町おこししたらいいんじゃないか」とも思ってたくらいです
そしてあの頃、黒木町に来ている外国人の半分以上は僕が連れてきてたんじゃないかと思います。(あくまで10年前の話ですよ)
しかしながら、今となっては普通に外国人は福島の街中を歩いてるし、とあるお茶屋さんに行ったら「今日のお客さんなんて半分以上外国人でした」とも聞くし
黒木町や奥八女ではタイ人ファミリーなんかがレンタカーで抹茶アイスをカフェで注文したりもしています、そんな彼らにはおススメなんか僕が教えなくても自分で調べて自分たちで散策されております。
余談ですが、、、10年前Agodaというサイトに宿を載せてたのですが、その時は『天空の茶屋敷は柳川市』になってました。二つ隣の市です。
八女というものが大手サイトにも存在を認められてなかったという事でしたが、今ではしっかりと認知されています。というくらい伸びたのです!!
何故増えてるのか??
新しい若い市長の手腕げな!がまだしもんばい!(頑張ってるね)
との噂もあります、、、、もちろん各地を飛び回ってあらゆる分野でPRとトップセールスをチカラ入れてらっしゃるわけなのでその要因はあるとは思いますし、それは今回というよりも今後長期で効いてくると思いますが、、、
ここら辺はあくまで推測の域でしかないところもあるけれど
それ以上にやはり世の中の流れじゃないかなと思います。
①そもそもの外国人のボリューム
12年前は年間1000万くらいだったのが今では年間4000万人越えです。4倍です
そして、治安が良い、清潔、食事が美味しい、親切、交通が便利、接客が神レベル
である日本は極めてリピーター率が高いとされていて、最初は東京、大阪、京都、富士を観光して、そのありきたりな旅行に飽きたリピーターたちはもっと日本らしい素朴な田舎を求める傾向があるとされています
そういう人が訪れたくなる場所に九州はマッチしていて
福岡空港の入国者数の伸び率も全国的に見て著しいと言われています
その福岡空港から近くにある八女は、電車の駅はないものの
旅慣れた方はレンタカーで旅をするものであり、その観光客への整備も拡充されました
②世界的な抹茶ブーム
↑に相まってやはり抹茶ブームからのお茶の産地への旅行ブームが重なったとも予想します
抹茶はもともと15年前くらいからアメリカのセレブがシェアしだしてインスタグラムとともに世界的な意識高い方々向けのブームになりましたが、近年Tiktokとともにタイをはじめとしてアジア中でも着火され、そこからさらに世界的にも需要が広がっていったとされています。
その中でも長年よい抹茶を作り続けてきたお茶さんの努力の積み重ねにより八女の抹茶は業界の中でもものすごい評価をされていて、特にとあるお茶屋さんの抹茶は別格、日本でもトップレベルだという声は茶商人たちが口を揃えていうように聞いております。
③観光地化してない素朴さ
もう一つ僕がよく聞くのは、お茶とツーリズムだったら京都だろうと思うけれど。
too touristyと聞くもので、観光客向けに質が高いわけではないものを値段が高く売られているケースが多いそうです
実際にお茶づくり体験のために京都在住の日本人がわざわざ僕のところに来たこともあったのですがやはり同様の理由で京都は高すぎる、、、
つまりまだまだ商売っけが強くない観光地化されてないのが八女のよさだとも言われています。(ちなみにですが、八女を安売りしないで欲しいと議会で僕はしょっちゅう言ってるので相反するところでもありますが、、、)
④本物感を求める時代
昔のインバウンド観光は「有名観光地を回る」というスタイルが中心だったように思います。ガイドブックに頼るしかなかったのです
しかし近年、特に日本に何度も来ているリピーター層ほど、
ローカルな暮らし、地域の人との交流、文化が実際に残っている場所、作られすぎていない風景を求める傾向が強くなっていると感じます。
つまり、“観光地化された日本”よりも、“普通に人が暮らしている日本”に価値を感じる人が増えているのではないかと思います。
山の暮らしや茶畑の風景も、観光用に整備されたというより、地域の日常そのものです。
そういった“本物感”が、旅慣れた外国人に強く刺さっているのではないかと感じています。
伝統工芸もそうだし、高級茶である玉露が日本一である八女であるわけなので、そこからのブランド力はこれまでの積み重ねられた方々のおかげだと思います。
⑤SNS、Google Map時代になったこと
もう一つ大きいのは、SNSやGoogle Mapの存在です。
昔、外国人が日本を旅する時は、ガイドブックや旅行会社や有名観光地
がほぼ全てでした。
しかし今は、
Instagram
TikTok
YouTube
Google Mapレビュー
などを通して、世界中の人が地方の小さな地域を直接見つける時代になっています。
つまり、行政や大手旅行会社に紹介されなくても、“魅力がある場所”は自然と発見される時代になったということです。
特に八女のように、茶畑の景色や古民家、自然と地域の人との交流やお茶体験
など、写真や動画だけでも空気感が伝わる地域”は、SNSとの相性が非常に良いと感じます。昔なら外国人観光客が来なかったような山奥の地域にも、4G以降の今はGoogle Mapを頼りにレンタカーで普通に海外の方が来る時代です。これは地方観光にとって、かなり大きな変化だと思います。
そして昨年からGoogle mapに八女を横断する唯一の公共交通機関の堀川バスが表示されるようになったことにより、例えば星野のとある店舗を目指して東京の人がバスで来るようになったとか実際に聞くようになりました。これも増加の一因にはきっとなってるんじゃないかなと思います。(これは議会で発言しつづけてよかったと思います)
天空の茶屋敷はどうなんや?
さて、お主はさぞ儲かってるんじゃjないか?? と思われる方もいらっしゃるだろうと思います。
一つは、客層が変わったなと感じることがあります
元々のお客さんは『八女に来たい人というよりも天空の茶屋敷を目的地にしてきた人』ばかりでしたが
最近は『八女やお茶畑やお茶体験を目的地としてきた人』が断然増えたなという印象です
売り上げに関しては伝え方を間違えたり、あんまり具体的な所を言うと嫉妬や妬みにつながりかねないのですが『ここにチャンスがある』『こういう豊かな生き方もできる』という事も知って欲しいので可能な範囲で答えると。
(むしろ八女に来る外国人旅行客はものすごく質がいいので、むしろ外国人にアレルギーを持たないでどうかオープンになっていってほしいという想いを込めて、、、)
はい、売り上げは確実に伸びております。
しかしながら、そもそもが観光客どころか人も来なかったところで始めた天空の茶屋敷の売り上げは他のゲストハウスより断然低い水準であり、ミニマリスト、足るを知る、半農半Xスタイルなものでありますが
具体的な数字は伏せますので想像に委ねますが、昨年で言えば初年度の売り上げの5倍ほどといった感じです。
しかしながら僕のスタイルは天空の茶屋敷は楽しく継続していくことなので、ここでやってる工夫はミスマッチで疲弊しないための工夫です。
具体的には予約サイトをどんどん辞めているのです。
これまで楽天、じゃらん、Agoda、Booking.comをやめて
今やってるのはAirbnbとデジタルノマド向けサイト、日本人向けはAdress, Familyinnのみ
そして、、今年に限って言えばこれらを全部やめても成立するだろうというくらいに直接問い合わせは増えているという状況です。
ちなみに、僕のビジョンとして。いくら伸びてるからと言って、どんな層であっても来たい人が来れなくなるほどに値段を吊り上げるつもりはありません。
あくまで近隣の安値の田舎ゲストハウスの相場に準じながら、とはいえ当然売り上げも伸ばしたい気持ちもあるので、裕福層も来てくれるように体験やひと部屋のみじわじわ値段を上げるような工夫も大事かなと思ってます
そこのメリハリもあくまで事業であり楽しくやっていくバランスとして大事かなと思ってるところです。
コンセプトに理解のある方に限り、たくさんの人に来て欲しい、そのためにどうすればいいか
ですね
最後に
もちろん、インバウンドが増えれば何でも良いという話でもないと思っています。
増えて行けば静かな暮らしや地域文化とのバランス、交通やマナーの問題などの観光公害の可能性など、これから考えていかなければならないことも増えていくと思います。
ただ、少なくとも僕自身は、世界を長く旅してきた人間として、八女が世界から評価され始めていることを素直に嬉しく感じています。
しかもそれは、有名な強い観光資源があったわけではない、お茶を作り続けてきた人、工芸を守ってきた人、地域で暮らし続けてきた人、そういった長年の積み重ねが、今になって世界から見つかり始めているのだと思います。本当は僕ではなくそういう方々が今回取り上げられて欲しかったのですが、、、どうしてもテレビディレクターの趣旨が入りますので、、、
僕自身も、旅の果てにこの八女に住み着き、山奥で宿を始め、気づけば市議会議員にまでなりました。そんな少し変わった立場ではありますが、だからこそ見える景色もある気がしています。
これからも、無理に背伸びしすぎず、八女らしい良さを壊さない形で、
世界中の人たちに、「八女市というこんな素敵なあったんだ」
と思ってもらえる場所であり続けたらよいなと思っております。
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👣 福岡県八女市の山奥にて、宿・お茶・言葉のある暮らしを続けています。
🏡 宿泊案内はこちら
→ 〔天空の茶屋敷〕
八女の山奥の集落の一番上にある茶畑に囲まれた古民家。目の前に絶景が広がり、家の裏には壮大な棚田が広がる。もともとは長年空き家だったその場所に旅人が移住し、地域とともに再生させました。今ではホームステイ型家族経営ゲストハウスとして稼働しています。メディア露出も多数
🍵 お茶の販売はこちら
→ [お茶ページ]
筆者が宿業をやる傍らでお茶の生産もしています。限界集落に移住してきたものが耕作放棄地を譲り受け、地域の人に学び、農薬などは使わない方法で、訪れてくる人とともに汗をかきながら生産しています。そんな物語のある山奥の自然豊かな所で育った八女茶です。
📖 筆者が書いた著書はこちら
『海外放浪 × 田舎移住』の物語。社会不適合者だった自分が、20代でドロップアウトしながらも、紆余曲折の末に“天職”と感じられる今の暮らしにたどり着き、家庭も持つようになった——そんな流れをつづっています。 福岡の出版社より出版いただきました。
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