新婚早々コロナによって引き裂かれた国際カップル、約一年ぶりに念願の再会



2020年2月にフィリピンのセブにて挙式を無事に済ませた後も必要な手続きなどがあり、僕達二人は新婚生活としてしばらくで一緒に暮らしていた。その時ちょうどニュースでは新型コロナウイルスが勃発し武漢が封鎖され、それが徐々に広がっていってるニュースを見ていた。フィリピンは強権的で、どこの国よりも早い段階でに中国人の入国停止という措置をとっていた。


妻であるチャイさんは4月まで会社で働き、その後すぐ日本にきて一緒に暮らす予定だったので僕がいる間に必要な全ての手続きを終え、僕だけいったん3月の頭に日本に帰ることにした。その頃にはすごいスピードでコロナが広がり、世界中で猛威をふるっていた、僕が帰国する直前には飛行機も徐々に減少していき、帰りの便ではなんとたったの7人しか乗客がいない状況だけれどギリギリ帰国は出来た、その時はコロナがまさかそんなに長引くとは思いもしなかった。


僕だけ日本に帰ってきたのはいいけれど、心配だったのが日が経つにつれ徐々に国同士の行き来ができなくなっていくということ、調べようにもメディアによるバイアスがかかったニュース、そしてフェイクニュースなど、ネット上に転がっている情報もカオスになり、何が正しい情報かも分からなくなってくる。ついには外国人の行き来ができなくなり、緊急事態宣言発令、自粛ムードが世間に広まる。


世間で流れる暗いニュース、そして何よりフィリピン側も心配ではある、だけど助け合い精神で生き抜いて行くフィリピン人の強さを信じよう。

とりあえず僕はここで生き抜かないと。


宿泊業であるゲストハウス天空の茶屋敷も事業としては大打撃を受け、特に6月なんかは宿泊者がゼロになってしまう。ただでさえ妻のことも不安であり今後自分の生活も脅かされるダブルパンチ。


しかし、何とか事業の方は時代に助けられた部分もあり、友人やファンでいてくれる方々に支えられ何とかV字回復をすることができた。


それと同時並行でチャイさんが日本で来れる手続きを進めていた、いったん緊急事態が解除され夏ごろになるとコロナはだいぶ落ち着きをみせ、少しずつ国の行き来が再会して行くけれど、案の定フィリピンと日本の行き来は厳しい、これがもし別の国の国際カップルだったり、新婚ではなければもっと早くコトが進んでいたけれど、日本とフィリピン間の国際カップル、こればっかりは運が悪かった。


しかし考え方を変えれば、これから一生続くだろう長い結婚生活、いきなりこれだけの試練があるってことはそれを二人で乗り越えれば強い絆が生まれるかもしれないし、いつの時代だって生きてれば一度くらいはこれくらいの有事は遭遇したものだろう、僕らは別に戦争などで引き裂かれたわけではない、そういった事から考えたら全然大したことじゃない。二人でそうポジティブに考えて、毎日のようにオンライン上でチャットしていた。





そして、そんな中で国際間の郵送などを活用し、配偶者ビザ申請の手続きまで終えて、後はそれが受理されれば日本に来れる状態までこぎつけた。首を長くしてそれを待ってる間に冬が来た、コロナは再び猛威をふるう中、僕は35歳の誕生日を迎えた。よくよく考えたら日本でのクリスマス(及び誕生日)は12年ぶりだった。来年はきっと、新しい家族で一緒にこの日を迎えれることを夢見ていた。


そして年が明け2021年1月、なんと妻の配偶者ビザが下りた。

早速、入国要件を確認し、航空券の手配をする。


手配した航空券もすでに2度ほどキャンセルされ、三度目の正直、これで無事に飛ぶことができれば1月31日に福岡空港にて約一年ぶりの感動の再会となることができる。

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