「変わり者」と言われる賢い人たちが集まる場所
- Jiro Sakamoto

- 3月18日
- 読了時間: 6分
更新日:3月30日

最近、うちに来る日本人のお客さんと話していて、よく聞く言葉があります。
「自分、よく変人だって言われるんです」
天空の茶屋敷では不思議なくらい多いです。
しかも、その人たちは決まって話していて面白いし、視野も広く、視点も鋭い。
必ずしも旅人というわけでもない、どこかのエコビレッジに集う人たちみたいにとりわけ奇抜な恰好をしてるわけでもない、時間も守り礼儀正しい常識人であり
実際に高学歴だったり、それなりの立場にあったり、いわゆる「賢い人だな」と感じる人たちです。
ちなみに昨日、日本人の英語力について議論していた彼はTOEIC940だという若者でした、僕の人生物語を事細かにたくさん質問攻めされました
『なぜそんな大胆なことができたんですか?』
『その時どう思ったんですか?』
僕の思考回路から何かを学ぼうとしてくれたのかな?
調子にのって喋りすぎました、、、
たまにやってくる若くて可愛い女子とも何時間にもわたる深い議論をしあうという素直に嬉しいことも、本当にごく稀にあります
リアルに自分の家にそんな人たちが頻繁にやってくるわけなので、そんな贅沢な時間なのにお金もらってるのが申し訳なくなるくらいです。
一方で、一般的な社会や世の中を見渡すと、感情や空気や思い込みで話が進んでしまって、なかなか議論が成立しない場面も多い。
そう考えると、「なぜうちにはこういう変わり者と言われる賢い人たち集まるんだろうか?」と思うことがあります。
でも、もしかしたらこれはそんなに不思議なことではないのかもしれません。
多くの人は、普段の生活の中で「空気を読むこと」や「周りに合わせること」を大切にしています。それは日本社会で円滑に生きていくためにとても大事なスキルです。
ただ、その分、既存OSの価値観だけで思考停止して自分の頭でじっくり考える機会は少なくなりがちです。実際にここは日本人の弱いところでもあると指摘する外国人はいます
一方で、「変わり者」と言われる人たちは少し違います。自分の価値基準で物事を選び、納得できるかどうかを大切にして動いています。周りと違う選択をすることにも、あまり抵抗がありません。
例えば、わざわざ山奥のゲストハウスに来るという選択そのものがそうです。便利さや有名さではなく、「なんとなく気になる」とか「面白そうだから」という感覚で動いている人が多い。
こういう人たちは、社会の中では少数派です。だからこそ、普段いる場所では「ちょっと変わってるね」と言われることが多くなります。
それは裏を返せば、「自分で考えて選択している」ということでもあります。
むしろ、みんなと同じであることを求められる環境の中で、自分なりの考えを持ち続けることの方が、よほどエネルギーが必要です。
そして、そういう人たちは意外と孤独を感じていることです。話が噛み合わなかったり、深い話をしても通じなかった経験があったりして、無理に合わせることをやめている人も多い。
実際に僕も育った家族や親戚なんかもそうです、議論が成立しません
それでいて僕の方が変わり者、屁理屈っぽい、今で言うと『ひろゆきのマネしてるのか?』と言われますので正直つらいところもあります
だからこそ、同じように自分で考えている人と出会うと、一気に会話が深くなるし、居心地も良くなる。天空の茶屋敷は、結果としてそういう人たちが自然と集まる場所になっているのかもしれません。
秘境にあること。お茶という少しニッチなテーマがあること。そして、人と人との交流が前提になっていること。
これらが重なって、「なんとなく来る人」は来ず、「自分で選んで来る人」だけがくる。そんなフィルターのような役割を果たしている気がします。
一例ですが、一般的な八女市民の中においたら確かに坂本治郎はかなりの変わり者だと思いますし実際に言われています。
しかし、海外でも日本にくる外国人にも『今まで出会った日本人の中で一番マトモだ』と言われることも普通にあります。
「変わり者」と言われる人たちは、本当に変わっているのか、、、
もしかすると、ただ少しだけ、自分の頭で考える回数が多いだけなのかもしれません。
そして、その少しの違いが、場所によっては「ズレ」に見え、別の場所では「魅力」になる。
ここに来る人たちを見ていると、最近はそんなことをよく考えます。
もちろん、これはうちだけの話ではなく、ゲストハウス全体にある傾向だと主思います。ただ、その中でも、うちは少しだけ濃密な場所なのかもしれません。
しかしながら、、、まあ僕が変人と言われるのは今となっては別にいいけれど昔は辛かったのです
変わり者、常識がないって侮蔑されていて辛かった、おそらくそう言う人ってかなりいるんじゃないかと思う
僕はたまたま自分に合わない場所から檻を破り羽ばたけたから良かったけれど
そう言う人達はかなりの数いると思うんです
この現象自体はかなりの社会にとって損失かなと思います
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👣 福岡県八女市の山奥にて、宿・お茶・言葉のある暮らしを続けています。
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八女の山奥の集落の一番上にある茶畑に囲まれた古民家。目の前に絶景が広がり、家の裏には壮大な棚田が広がる。もともとは長年空き家だったその場所に旅人が移住し、地域とともに再生させました。今ではホームステイ型家族経営ゲストハウスとして稼働しています。メディア露出も多数
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筆者が宿業をやる傍らでお茶の生産もしています。限界集落に移住してきたものが耕作放棄地を譲り受け、地域の人に学び、農薬などは使わない方法で、訪れてくる人とともに汗をかきながら生産しています。そんな物語のある山奥の自然豊かな所で育った八女茶です。
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『海外放浪 × 田舎移住』の物語。社会不適合者だった自分が、20代でドロップアウトしながらも、紆余曲折の末に“天職”と感じられる今の暮らしにたどり着き、家庭も持つようになった——そんな流れをつづっています。 福岡の出版社より出版いただきました。
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突然のコメント失礼いたします。
2025年8月下旬にご利用させていただいたものなのですが、
新茶の収穫に向けての農作業応援隊やノマドワーカーの募集はされてますでしょうか。
未経験なのですが、募集されているのであれば、応募させて頂きたいです。