若手議員との交流会を定期的にやってます。
- Jiro Sakamoto
- 5月26日
- 読了時間: 5分
花下議員と坂本による若手議員との交流会を不定期でやっております。
(目標は毎月、二人の都合がつけば、、、)
堅苦しい政治の話ではなく、僕らと一緒にランチしましょうというノリのただの交流会とおもってもらってOKです。イベント自体は二人のFBやインスタに不定期で上がってますので都合がつけば是非!
今回17回目となりました


今回、八女に来て一番最初の友人であり同じ10年選手の移住者である森さんに言われた言葉で、 印象に残っていることが2つあります。
面白かったので、今日はそれをシェアしたいと思います。
① 花下と坂本、今は同じ30代議員というくくりだけどあまりにも極端にスタイル違ってて面白いよね。
一緒に行動することも多い僕と花下議員。
一緒に研修会行ったこともあるし、過去には生の石丸伸二を拝みに安芸高田市まで行ったこともあります。そしてこの若手議員との交流会は何とか継続しています。
でも、実は今は会派が同じわけではないし、スタイルもまったく違う。
入った段階で実績を認められていて周囲の期待があった、一方でド素人がトリッキーなパフォーマンスで入ってきた。これに近いもので言えば流川と桜木、サスケとナルト。
この二人のバックグラウンドから考えたらぱっと見た感じ、こう想像する人も多いと思う
「花下=慎重な提案型」
学生時代から、そして議員秘書経験としてもしっかりと地盤と信頼を固めてきたから
「坂本=無謀にガンガン突っ込む型」
これまで他の人がやらないような突拍子もないようなことをやってきた、他の人からオモロイと思ってもらえるようなエンタメ性やチャレンジする勇気でメシ食ってきたような側面があるから
と想像されがちなんだけど、実は全くの逆だったりします。
僕の印象では花下議員は静かに構えていて、必要なとき必要な場面でにズバッと追及する。
言葉もものすごくていねい。でも議場では、行政に一歩も引かず真正面からぶつかっていく姿勢が光る、僕の目線では一番行政にクリティカルなナイフを突きつけている印象、ほかの同期生はさすがに議場で吠えたりすることはない中で、花下議員はしっかりと情熱をもって吠える、本当に一期生か?と思うくらいすごすぎる。
一方で、僕(坂本)は、(たぶん)しゃべりもやわらかく、はっきりと強くいった事はない、そして失言も多いので発言したあとで後悔したりもしている。
ここに関する僕の考察はこうです
花下議員は、積み重ねと慎重な下調べの人。
すでに信頼を得ているから、そのうえで更に期待にこたえれるように市民の意見をしっかり集めて、それを議場でいかんなく発揮してガンガン突っ込んでいる
一方で坂本は、昔から空気を読むのが苦手で飛び込む勇気で動いてきた人。
社会のレールには乗ることが苦手だけど、レールそのものの構造を疑うクセがある
そして議員になってからの一つのビジョンとして、自分のような人たちの気持ちを代弁していきたいという意識がある。
つまり、空気を読めないことを自覚しているからこそ、しっかりと周りに合わせて信頼を得る努力をして新しい風を溶かしていきたいと思っている。
つまり行政目線からしたらこうかもしれません。
シャープで熱い花下と、やわらかい坂本。
そして何より大事なのは、考え方が合わない時は議論にもなるし、会派が違っていても、
同じ問題意識にはちゃんと協力体制がある、この例でいえば若者の政治参加意欲を促進しなければならないという意識からできることをやろうとしてるのです。
(もっと若者が興味持つにはこうしたらいいんじゃないかというアイデアがあれば、どうぞおっしゃっていただければ、、、)
② ジローは、真っ先に議会で干されると思ってたけれど、2年経った今もちゃんと存在できているというのが意外だったw
僕も実はそう思ってたのでかなり意外でした。
しがらみや縄張り意識などによる保守的な八女だと偏見をもっていたから、、、
トリッキーなパフォーマンスでメディア露出していたやつが、その知名度を悪用し、政治的なバックもない地盤も薄いやつが入ってきた。地方政治では明らかに異質な存在だと思われてるでしょうし。 実際にそういう人が孤立しているケースも聞いているからです。
でも、ありがたいことに、今こうして議会の中で、少しずつ信頼してもらいながら活動を続けられています。
(もちろん全員ではないけれど) 「こういうやつが一人くらいはいてもいい」と思ってくださる先輩議員がいる。
実際にこういう異端児でも、とある先輩議員から「うちの会派に来ないか」とお誘いを受けたことから最大会派に入るながれにもなっているわけだし
花下議員と僕は会派は別でありながらもよく一緒に活動しているのが一つの象徴かもしれませんが。八女市議会はかなり“風通しがいい”議会だと感じています。
そういった空気が、八女市議会にはちゃんとあるんだと感じてます。
本当にこういう風通しのいい議会ばかりなわけではないと聞いているので、ここは是非八女市民には朗報だと思ってもらえても良いと思います
当然、『そんなところが良くなったと言っても俺たちの暮らしは全然よくなっとらん!』っていう批判はしっかりと受け止めます
それから、議会が「仲良しクラブ」になることと、「異なる意見が許される空気を保つこと」はまったく別問題です。
その違いを忘れないように、自分自身にも緊張感を持ち続けたいと思います。
さて、次の選挙は2年後です。「あ、なんか自分も踏み出せるかも」そう思ってくれる人がいたら、ぜひその気持ちを大切にしてほしい。
僕みたいに“異質”だって言われた人間でも、こうして議場に立てています。
あなたの一歩が、八女の未来をもっと自由に、もっとおもしろく、そして誰かが挑戦できる空気に変えていく力になると、僕は信じています。
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