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中国に行ってきました。日中関係が冷え切っている今だからこそ書いておきたいこと

更新日:4 日前

日中関係が冷えている今、立場上投稿するのをためらいますが、あえてします。


中国を旅してきました。

目的地は大きく二つでした。


一つは、世界最大の棚田と言われる元陽(げんよう)です。フィリピン、ベトナムの棚田はすでに訪れていたため、これでいわゆる世界三大棚田を制覇したことになります。


もう一つは、茶の山として世界遺産に登録された景萬山(ジンマイシャン)です。

こちらは景観だけでなく、茶とともにある人々の暮らしそのものを体感する場所でした。


どちらも『お茶』『棚田』『里山の暮らし』「景観」や「観光」という観点では、ある意味で視察に近い遠征だったと思います。

ただし、これはあくまで私費での個人旅行です。





「この時期に中国に?」と言われることについて



正直に言えば、

「この時期に中国に行くげな、一体なんば考えとっとか」「しかも市議会議員という立場で」

そう思われる方がいることも、意味は理解できます。


しかし、本質的には逆ではないかと強く感じました。こういう時期だからこそ、実際に行くことに価値があると思っています。


メディアや政治の対立、ソーシャルメディアで拡散される強い言葉。


それらが、どれほど実態と乖離しているかを肌で知ることは、現地に行かなければわかりません。


不思議なことに、行ったことのない人ほど、

「中国は危ない」「中国人は日本を嫌っている」

といった断定的な意見を持ちがちです。





現地にあったのは、ごく普通の日常でした


実際に現地で目にしたのは、

朝の市場で慌ただしく働く人たち。

スマートフォンを片手にせわしなく歩く若者。

家の前で洗濯物を干しながら世間話をするお年寄り。


そして、茶の山では、

火を起こし、湯を沸かし、

同じテーブルで一緒にお茶を飲みながら、ゆっくりと時間を共有する光景がありました。



いくら日中関係が冷え込んでいると言われても、

中国人すべてが日本を嫌っているわけではありません。


そこには、政治とは無関係な日々の暮らしがあり、

同時に、お茶を飲みながらまったりと交流する時間もありました。


それはとても人間的で、どこにでもある営みでした。




行かなければ見えないものがあります



僕自身、中国を訪れるのは約10年ぶりでした。

今の中国がどのような状況なのか、

どれほど発展しているのか、

どのようなスピードで、どんな形で変化しているのか。


正直なところ、行くまでよくわかっていませんでした。


だからこそ、この時期に訪れたこと自体に意味があったと感じています。


あくまで親同士がケンカしてるだけであって

現地に行ってたくさんの人と交流しましたが、一度も嫌な目に遭うことは全くありませんでした。

(いや正確には一度だけ嫌な目にあったな、アリペイ慣れしてなかった初日、銀行登録が上手くできてなくて、その場でクレカ登録したけれどアクティベートするのに時間がかかるから、「支払いは明日でいいよ」と言われて眠りに着いたあと、夜中の3時に『今金払え』と高圧な態度でドアをドンドンと叩き起こされたことくらいです。つまり日本人だからという理由で嫌な目にあうことはたったの一度もなかったのです)






厳しくする議論と、閉じてしまうことは別の話です



誤解のないように書いておきますが、

僕はすべてを無条件にオープンにすべきだとは考えていません。外国人に対するビザ、土地取得、永住、帰化などについて、政治的に議論が厳しくなることはあって然るべきだと思います。


ヨーロッパが「オープンにし過ぎて反省している」とされる言説を踏まえ、同じ轍を踏まないようにという観点からの政策討論も、あってしかるべきと考えています。


ただし、そこからヘイトに傾き、旅行や人的交流そのものを遮断する方向に進む特性と分断には、大きな疑問を感じます。



旅行がもたらす、いちばん強い力


いくらメディアが日本へのネガティブな報道を行ったとしても、実際に日本を旅行した人が、日本を嫌いになって帰る確率は、正直かなり低いと感じています。


むしろ逆で、

「思っていたより全然違った」

「日本が好きになった」

そう言って帰っていく人の方が圧倒的に多いでしょう、だって僕は何回も毎年毎年日本へとリピートしてくる外国人に日々出会ってるから


旅行は、政治やメディアよりも、

はるかに強力な相互理解の手段だと思っています。

それを封じ込めてしまうことによる損失は、

経済面だけでなく、社会全体としても非常に大きいものです。



行って、見て、話して、感じた約一週間でした


元陽では、世界最大の棚田という圧倒的な景観を目の当たりにしました。ジンマイ山では、人と茶の関係を深く感じることができました。

そしてこの二つの対比も面白かった。


どちらも、机の上やニュースでは決してわからない体験でした。


市議会議員である前に、

一人の人間として、

行って、見て、話して、感じる。


その積み重ねこそが、

最も現実に近い理解につながるのではないかと感じています、次の記事では中国にて感じた気づきや学びを綴ります



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👣 福岡県八女市の山奥にて、宿・お茶・言葉のある暮らしを続けています。


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八女の山奥の集落の一番上にある茶畑に囲まれた古民家。目の前に絶景が広がり、家の裏には壮大な棚田が広がる。もともとは長年空き家だったその場所に旅人が移住し、地域とともに再生させました。今ではホームステイ型家族経営ゲストハウスとして稼働しています。メディア露出も多数


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筆者が宿業をやる傍らでお茶の生産もしています。限界集落に移住してきたものが耕作放棄地を譲り受け、地域の人に学び、農薬などは使わない方法で、訪れてくる人とともに汗をかきながら生産しています。そんな物語のある山奥の自然豊かな所で育った八女茶です。



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